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今日先ほど生まれて初めて彩雲というものを見た。
水平環アークは以前みたことがあったのだが。
毎朝運動不足の解消にテクテク歩いているのだけど、
その道すがらまるで空を見下ろすような、東に向かって下り坂になっている長い長い道路があって
そこに差し掛かった時ににわかにそれが現れた。
朝日が視野の中央に来ていて、左側の隅に虹のかけらがある。
半年の散歩の中で、そんなのは初めてだったから
子供のように興奮してしまった。
でもそれは、朝の太陽のめまぐるしい変化を知っている人ならわかるとおり
5分程度でその微妙な光の加減を失ってただの朝のたなびく雲に戻った。
ほんとうに一瞬のことなのだな、と思った。自分がその真っ直ぐな道を
あと5分歩くのが早ければ、遅ければ、見られなかったろうと思う。
毎朝歩いていると、その朝の空の千変万化の美しさに呆然とするのだけど、
今日は特にすごかった。自分が彩雲をふたたび実際に目で見る機会なんて
またあるとも思えないが、
半年で見られたのなら、またいつか見られる朝が来るかもしれない。
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イモトって本職なんだっけ?
アウトですこんばんはー
でも最近一番面白いと思ってみてるのがイッテQ
今日はやっと「風立ちぬ」を見てきた。
子供が途中で泣き出してた。あれは内容的に大人向けって言うか
子供に見せる映画じゃないよね。歴史のバックグラウンドをある程度理解してないと
まったくわかんないもんね。
関東大震災だな、とか、第二次世界大戦のことだな、とか、満州事変だな、とかね。
すごい小さいころ見たとしたら「なんだかよくわかんないけど印象的な映画。夢だったかも」と思うような印象。
俺にはでも、ダメだった・・・というのは、
事前にこの映画の効果音が人の声というのを聞いていたため、
一番最初のプロペラ音のところで人が一生懸命マイクに向かって唇をブルブルブルーってやってるところを
イメージしてしまい(実際にそうやって集音したんだろうし)、
そういう人間の手垢というか、変な生生しさ(画面からつばが飛んで来そう)が想起されて
すごく嫌だった。関東大震災の時の地鳴りもおそらく人の声で、
それも嫌だった。俺は東日本大震災の時その音を聞いたが、あんなんじゃなかった。
しかも思いっきり「がっしゃーん」って言ってるところがあってそこも萎えた。
ちゃんとプロペラの音はプロペラの音を集音してほしかったなあ。
まあ、その人声効果音のおかげでますます宮崎駿の狂った世界観が際立ってたけど。
あと、次郎さんの最初の三つ子のいじめっこのしゃべってることが
聞けそうで日本語になってないこと、会議で将校たちや上役のしゃべってることが聞こえそうで聞こえないこと、
それによって次郎さんという人の意識がどこにフォーカスされているかがよくわかって、すごいなあと思った。
でもたぶん、DVDとかで手元に置いて繰り返し見る気はおきない
やっぱりその効果音が耳について嫌だ。
あと、声優さんが、次郎さんの少年時代のはきはきした聡明そうな声から大人になって急に棒読みの
ぼそぼそした感じのしゃべりになる。(親友の本条さんがすごいかっこよくて頭よさそうなのと対照的)
そのまま朴訥としたままで一貫してくれれば「こういう感情表現がこの人なんだなー」と思うところ、
途中から割りと感情豊かになってしまうので、なんか違和感を感じざるを得なかった
それはそれまであまり感情を表現しなかった次郎氏が急に「大好きだ」とか言ってキスしまくるのにも
違和感を感じたのだが。あんなにキスしなくてよくなかった?なんか奥さんが布団をめくるのなんか、
やましい気持ちが俺にあるのかもしれんが、この映画の中には不要な下世話なシーンだなと思った。
まあいい。俺の中でジブリの最高峰はナウシカで、それで終わりなんだな。
今日はうちの大学の卒業生を呼び出し。
ちょっと大学のイベントで力を貸してもらいたいのでお願いするため。
お願いするのに呼び出すとはこれいかに・・・とは思うのだが、
ちょうど大学の近くでイベントを終えた帰りということで、ついでに寄ってくれるって言うから
甘えちゃった!
その卒業生の子は自分で起業してやっと一年。いろいろなゆめがどんどん叶いだしたところ。
話していても、肉体的に疲れているのはわかるけど、キラキラしてエネルギーは迸っていた。
なんというか、溢れ出るエネルギーに俺が焼ききられそうだった!ビックリした。
勢いのある人ってこうなんだなあって思った。彼は若くて魅力的でさんさんとしていた。
そしてこちらの勝手なお願いを忙しいのに快諾してくれた。
ありがとう!
俺は本当にうちの大学からあなたみたいな人が飛び出て力いっぱいにやっているのがすごく嬉しい!
久々に「マトモに目が見つめられないくらい」すごい人と話したなあって思って、
しばらくどきどきしていた。ぜひ大物になってくれ。今のうちにサイン色紙をおいていってくれ。
今度頼んでみよう。
学生の卒論のデータ集め期なので、
いろんな実験の材料にされている。
俺のデータ5,6人の卒論にのりまーす
アウトですこんばんはー
最近の映画ー
「シェフ!三ツ星レストランの舞台裏」を見た。
予告編を見てタノシそうだったからー
で、結構楽しかった。フランス映画なんだけど、フランスの現代の雰囲気というか
(孕ませてるし結婚する気満々の状態の男、なのに女が結婚してくれるかどうかヒヤヒヤするという日本では見られないシチュ)
文化がちょっと見えて面白かった。
ジャン・レノが最強のシェフ、道場六三郎ボジションで出てくるんんだけど
バニラ・ビーンズを料理にちらしたり、パンを捏ねたりするちょっとしたしぐさが
いかにも「料理なんてまったくやったことありません!」丸出しで面白かった。
アメリカ映画なら本物くさく見えるまで練習しただろうし、日本映画なら見栄えよく見えるまで練習しただろう。
見せたい部分はそこじゃないんでどうでもいいですっていうところが
ものすごくフランス映画っぽかった。
感動とかとはちょっと違うんだが、心が軽くなる楽しさ。
面白い、というんじゃなくて、楽しい映画だった。
今年の夏は何もしなかった・・・
海にも行かなかったし(行く予定を立てて何もかも準備していたのにだめになった)、
お祭りにも花火にも行き損ねた。
あと何回そういう夏をすごせるんだろうと思うと胸が痛いような気がする。
来年までは大丈夫かなあ。
アウトですこんばんはー
でも映画は見に行った。「ローン・レンジャー」
「この白人主人公法律家はミラー・ミラーで王子様をやってソーシャル・ネットワークでハーバードの双子をやった人だな
売れてるんだなー」と思ってみた。
すごい有名なクラシック音楽が随所で流れ、
「この音楽のためにこの映像を作りました!」という気概さえ感じてしまうレベル。
面白かったかどうか、と聞かれると返答に困るが、
「悪くはなかった・・・」という感じ。余計なことを考えないで完全な童心で見れば、
かなり楽しめたろうと思う。ちょっとグロい映像があるにしても。(だいじょうぶ、パイレーツオブカリビアンレベルくらいだから)
トントが「ウェンディゴだ」と言うのだが、
この「ウェンディゴ」というのがアメリカ先住民族の間で有名な
人間の心臓を食べる化け物で、人間に取り付くものだというのを知っている人はどのくらいいるのだろうなと思った。
この「ウェンディゴ」という化け物は、その文化が息づいている先住民族の中だけに発生するのであれば
ただの集団催眠やらなんやらで片付くのだが、
面白いことにその「ウェンディゴ」という化け物のことをまったく知らない旅人でも
取り付かれてやはり「ウェンディゴ」伝承そのままに、人間の心臓を抉り出して食いたくてたまらなくなるのだそうな。
映画の中では、「トントの妄想だ」で片付けられてしまうが、
この話をあらかじめ知っていると、敵役が主人公の法律家の兄貴にとった行動に合点がいく。
ところで、この主人公(キモサベ)(本名忘れた)は「法律家」というバックボーンが果たして必要だったのだろうか?
まあ、何はともあれ例によってジョニーデップは相当名演技だった。
あれだけ淡々と自然体で変な人を演じられる人はなかなかいない。
白いウマも名演技だった。たぶん一部以外は全部CGで作ったと思うけど。