買い物に行こうと思って近所の道路を歩いていたら、
小学生くらいの男の子がちょうど友人と合流したところに出くわし、
「今日は何してあそぶー!」と言った。
アウトですこんばんは。
大人になると、友人と会うのも約束ありきになってしまう。
久々にメシでも、今日は飲むか、女の子を紹介してやる、花火を見に行く、海に行く。
顔を合わせてからどんな時間を過ごすのか考えるというのは、思えば贅沢なことだったんだなあ
と、思った。遊べ遊べ、少年少女よ。
さて、また映画を見た。
ヴェロニカ・マーズという女子高生探偵モノのアメリカのドラマシリーズがあって、
俺はこれが大好きだった。ヴェロニカがかわいくって
その知力と行動力を存分に生かし、事件を解決に導いていくのがとっても面白かったのだ。
でもこのシリーズは、「どう考えても打ち切り」という感じでシーズン3で終わった。
一瞬「映画化」という話があったようで、ヴェロニカがFBIにインターンシップする予告編を見たが
それは立ち消えになってしまったらしい。
が、なんとツタヤに「ヴェロニカ・マーズ・ザ ムービー」があるじゃないですか!
ビックリして借りてしまった!だめになったんじゃなかったの!
なんか、ヴェロニカ年取ったナア、とは思ったけど、
ほとんどキャストがテレビシリーズからそのまま出てくるからすごくよかった!
ヴェロニカ役のクリステン・ベルはこの撮影の時は出産直後で、
搾乳しながらだったのだそうな。そりゃあ若干印象は変わるよね!
結構面白かった。ヴェロニカ・マーズ ザ ムービー2もよろしく!
あとはなんと47ローニンを見た。
日本が好きなのはわかった。47士の話に感銘を受けたこともわかった。
全体的にほほえましかった。
柴崎コウがすごくヨカッタ。三十路オーバーの女性とは思えない初々しさ。
菊池凜子はいまいち。パシフィック・リムのときもそう思ったけど。
というか、せっかく一度カイを「それは人間ではないから、死刑さえ賜れないのだ」と言って
助けたんだから、最後もそれでよかったんじゃんと思った。でも皆で死ぬのがきっとやりたかったんだろうなと。
里見八犬伝を思い出した。あれも真田博之だが。
里見八犬伝オマージュで越えられなかったやつ と思うと大体当たってると思う。
でも巷で聞くほどクソでもなかった。アメリカの人が想像だけで作り上げた
ファンタジーの日本と思うとほほえましい。
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