今年の夏は何もしなかった・・・
海にも行かなかったし(行く予定を立てて何もかも準備していたのにだめになった)、
お祭りにも花火にも行き損ねた。
あと何回そういう夏をすごせるんだろうと思うと胸が痛いような気がする。
来年までは大丈夫かなあ。
アウトですこんばんはー
でも映画は見に行った。「ローン・レンジャー」
「この白人主人公法律家はミラー・ミラーで王子様をやってソーシャル・ネットワークでハーバードの双子をやった人だな
売れてるんだなー」と思ってみた。
すごい有名なクラシック音楽が随所で流れ、
「この音楽のためにこの映像を作りました!」という気概さえ感じてしまうレベル。
面白かったかどうか、と聞かれると返答に困るが、
「悪くはなかった・・・」という感じ。余計なことを考えないで完全な童心で見れば、
かなり楽しめたろうと思う。ちょっとグロい映像があるにしても。(だいじょうぶ、パイレーツオブカリビアンレベルくらいだから)
トントが「ウェンディゴだ」と言うのだが、
この「ウェンディゴ」というのがアメリカ先住民族の間で有名な
人間の心臓を食べる化け物で、人間に取り付くものだというのを知っている人はどのくらいいるのだろうなと思った。
この「ウェンディゴ」という化け物は、その文化が息づいている先住民族の中だけに発生するのであれば
ただの集団催眠やらなんやらで片付くのだが、
面白いことにその「ウェンディゴ」という化け物のことをまったく知らない旅人でも
取り付かれてやはり「ウェンディゴ」伝承そのままに、人間の心臓を抉り出して食いたくてたまらなくなるのだそうな。
映画の中では、「トントの妄想だ」で片付けられてしまうが、
この話をあらかじめ知っていると、敵役が主人公の法律家の兄貴にとった行動に合点がいく。
ところで、この主人公(キモサベ)(本名忘れた)は「法律家」というバックボーンが果たして必要だったのだろうか?
まあ、何はともあれ例によってジョニーデップは相当名演技だった。
あれだけ淡々と自然体で変な人を演じられる人はなかなかいない。
白いウマも名演技だった。たぶん一部以外は全部CGで作ったと思うけど。
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