昨日は寝酒でブランデーをちょいちょい飲んだところ
朝ものすごい二日酔いでビックリした。年齢と共に酒が残るようになっている。年とったなあ~
アウトですこんばんはー
自分で飲んで二日酔いしてたら世話ねーわ。
昨日・今日とかなり春っぽかった。風はすごかったけど。
おかげで洗濯物が乾きまくり。久々に猫をベランダに出してやれたので
タノシそうだった。
職場では春にベテランさんが二人抜けて新人が代わりにはまる予定だから、
負担が半端なくなることは予想済みでその辺は気が重いのだけど、
やっぱり早く春→夏となってほしいな。
サテ、今週の映画ー
まず「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」
なんかこう、「クソどうしようもないB級映画が見たい病」がまた再発して借りた。
「ハングオーバー 史上最悪の二日酔い」並みのものを求めたのである。
ノリは一致していた。非常によろしい。邦題をつけたやつはよくそのテイストをわかっている。
内容は、やっとコツコツお金をためてタッカーが買ったボロい別荘で夏の休暇をとりに来た
タッカーと友人のデイルが、ちょっとクリーピーな見た目も手伝ってか殺人鬼と間違われ、
集団ヒステリー気味になった大学生のガキどもと思わず知らず戦うはめになるというしょうもない話。
明るいタッチとはうらはらに結構シーンはグロいので注意。
タッカーとデイルはただのいいオッサンたちなのに、あれよあれよと言うまにとんでもない状況になって
「ああ、こんな無実の人がこんなことになってしまってちゃんとハッピーエンドになるのだろうか・・・・・・」と
無駄に心配になる。
でも息をつかせぬテンポのよさで最後はあんしんのめでたしめでたし。
無駄に時間を過ごすには上等なB級映画でした。
次は「トータルリコール」(2012)
一口で言うと、
「現代の放送コードに合わせて作りなおすとこんな感じ?トータルリコール」
シュワちゃんがやったやつのほうが格段に面白い。
そしてこの話、イギリスとオーストラリアを地球のコアを通ってつなぐトンネルが重要な要素となるのだが、
17分で地球の直径を通ってしまう。そしてそのトンネルを通る乗り物の中で戦いのクライマックスを迎える…
のだけど、17分で地球を貫くって言うことは、17分で約12740キロ、
分速にして749キロ、実にマッハ37。その中で外に通じる扉をぶち壊したり外に出たりする。おいおい。
そして「伝説のスパイ」であるところの主人公、スパイとしての身のこなしを思い出したくせに
コーヘイゲンにぶちのめされる。こんなんでいいのか。
というか、ラスボスたるコーヘイゲンさん、戦場に出まくり。あんたは中世の武将か何かか?
ストーリーが全体的に安っぽくて短絡的になっている。
1990版では、「酸素」という絶対的なものがあって、それを解決して異形の人々を解放するんだ!という
きちんとした道筋があったわけだが、
これは「オーストラリアに住んでいる労働者もイギリスで働いていて、働かなくていい富裕層もイギリスで暮らしていて、
イギリスが狭くなってきたから、オーストラリアも住居用地にしようと思ったけど、
イギリスの富裕層をオーストラリアの労働者が攻撃したってことにして合法的に制圧することにする」
というかいてるだけで頭が痛くなってくる上に「それより先にイギリスとオーストラリア以外の土地を
なんとか浄化して住めるようにしようと思うのが先決では」とか、
「イギリスに居住地用の土地がなくなってきているのなら工場をオーストラリアに持ってきて労働者はオーストラリアに住めばいいのでは…」とか
働くのがオーストラリアの労働者だけなら、イギリスの「富裕層」ってどうやって生計を立てているんだろーか
とか、考えれば考えるほど設定に何があって、「それでいいと思ってんのか?」と思わざるをえない。
シュワちゃんのトータル・リコールを知っているとニヤリとする部分もあったが(太ったオバちゃんとか)、
シュワちゃんのトータル・リコールにあった予測不可能さ、絵面の衝撃的な驚きが
全くないもんだから、途中で眠くなる。タッカー&デイルの勝ち。
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