やっと部屋の掃除をしている。
昨日風呂場をピカピカにして今日はトイレと洗面所と台所。
台所までで力尽きてまだリビングスペースに手をつけられていない!
アウトですこんばんはー
毎週末忘年会。先週末のは適当でよかったが
今週末のは明らかに接待なのでしんどいな。
再来週は友達とのなのでOKだがまた部屋が片付けられないー
もうちょっとがんばろう。今日。
友達の結婚式と仕事で忙しくて
ほったらかしだったつけが回ってきたな。
さて、「オープン・ウォーター2 赤いさんご礁」を見た。
1は間違いなく切望的なクソ映画だったのだが、
これまた絶望的な映画だった。実話ってんだからおそろしい。
まあ、絶望的なくそ映画だって言うのはわかって借りているのでよい。
そして「パルプ・フィクション」をやっと見た。
これは俺が大学生の時に、アメリカ言語文化論のアメリカ人の教授が
「最高の映画だから見ろ」ってことあるたびに言っていて、
俺はこの教授に目をつけられていたのでうるせえデブってなもんで
ぜんぜん見なかったのだ。
面白かった。というか、配役がびっくりするすごさ。
たしかに一つ一つはゴミみたいな話の集まりなんだけど、
見終わった後ものすごい満足感のようなものがある。
サミュエル・L・ジャクソンの話がとても心をうつ。彼の「暗記している聖書の一節」がでたらめだったとしてもだ。
恐らく何度見ても味のある映画だと思うだろうな、と一回見て思った。やるなゴールドバーグ。(←教授の名前)
俺がかのゴールドバーグ教授に目をつけられていたのは、俺がごばちゃん(ゴールドバーグのあだ名)的に
とても便利な日本人学生だったためである。
俺は基本的にびっくりするほど不真面目で無目的でアホな学生だったのだが、
他の品行方正な日本人の学生がきちんと右に倣えするところを
しようとも思わなかったので、面白がったのかよく俺に何か答えさせた。
ごばちゃんの講義において、まず最初の10分間は世界のニュースを英語で討論するというのがお決まりだった。
そのころ北朝鮮から何人か拉致された日本人が帰ってきたので、
誰かがそのニュースのことを話した。
ごばちゃんは「それはよいニュースかどうか?」と聞いた。そしてはしから当てていった。
みんな「よいニュース、だってこれを皮切りに、他の拉致された人も帰ってくるだろうから」と答えた。
俺は俺の思ったとおりに「ぜんぜんよいニュースだとは思わない、他の人は恐らくすでに殺されて帰ってこないと思うから」
と言った。これでごばちゃんは大いに驚き、「君は日本人の中で唯一のペシミストだ」と言った。
このおかげで、俺は3年生でごばちゃんの必修の講義を取りきるまでずっと「他の日本人は円満にしか答えないであろうこと」を
「ストレートに答える」役になった。たとえば「She sais "I slept with him". What does it mean?」
200人の受講生の中で「It means "I had a sex with him."」と答えさせられたのは割と印象深い。
どちらかというとけんか腰であった思い出のほうが多いが、
今でも覚えている大学の講義と言うと、このごばちゃんの講義とあとは数える程度だから、
学んだといえば学んだのだなと思う。
という一連ことを、パルプフィクションを見終わって思い出した。
ごばちゃんは「シャフト」も同じくらい絶賛していたので、
そのうち見てみるかな。
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