親友の結婚式のため週末実家に戻っていたのだが、帰りに猿に遭った。
道路を渡るところだった。温泉地であったので、温泉に行くのかなあと思ってみていた。
ところでよく温泉に猿が雪の中浸かっている映像をテレビなんかで見るけど、
昔からどうしても気になってしょうがないことがある。
湯冷めしないの?
あの毛玉のような状態で乾くまでほったらかしだと
俺は途中で凍死すると思う!
アウトですこんばんはー
というわけで、昨日15年来の親友の結婚式に出た。
余興もやったし二次会の幹事もやった。どっちもグダグダで正直すまんと思ったが
本人たちは楽しかったようなのでよい。
式からの参加だったのだが、結婚式会場に付属の小さなチャペルとはいえ、
厳粛な雰囲気の中ちゃんと誓約を結ぶというのは大事なことだなと
緊張気味の新郎たる友人Aが「はい、誓います」とか声を大にしてやってるのを聞きながら思った。
式からの参列者は40人くらいか。これくらいの人数の前で誓って見せるのだから、
離婚なんてそうそうできないよねえ、と思う。
そしてその後の披露宴もAと新婦さんの仕事の関係もあってかかなりの大人数、
相当盛大だった。
こういうの何百万もかけてやったら多少の嫌なことがあっても離婚できないよね。
離婚率が高くなると困るような業界の人は(いるのか?)結婚式を挙げるようにプッシュするとよいと思う。
まあ、離婚離婚と書いてしまったがたぶんAと新婦さんは添い遂げると思う。
ころころと彼女を変えてきたAだが、やはり最後の女性にふさわしいな、と思わせる人だ。
Aの顔つきもこの1年でものすごく変わった。遅刻魔で20分待たせるのがましなほうだったAが
きちんと時間を守るようになった。自分の意思で物事を決めるようになった。
なんというか、男の顔になったなあ、という感じがする。
嫁さんのほうも、最初に合った時はなんかちゃらんぽらんな印象で、
まあ、今までの中では一番ちゃんとしてる感じだけど、しょうじきなんともいえない・・・
と思っていたのだけど、
前回二次回の打ち合わせで合ったとき、やはり顔が変わっていた。
きりっとして、落ち着いた感じがするきれいな人になっていた。たいしたもんだ。
お互いにお互いを頼りにしているし、お互いにお互いを支えられる限り全力で支えるんだと思っているのが
よくわかった。結婚て、こういうことなんだなあ。
最後の退場の時に新郎新婦からの参列者のグループごとへのメッセージが流れたのだが、
俺と友人Mと友人Cの3人あてのメッセージが「お前らに出会えて本当によかった、これからもよろしく」だった。
気恥ずかしかったが正直ぐっと来た。いつかまた友人Aにちゃんと言える機会があればいい。
俺もよくぞ出会えたと思う、してやったりだな、と。本当におめでとう。お前ら夫婦は間違いなく幸せになるぞ。
俺も早く「この人のためならいくらでも支えてやるぞ」と思えて、
「この人になら何でも任せられる」と思えるひとを見つけて、
「この人を支えてあげたいなあ」「この人なら何でも頼れる」と思ってもらえる男になりたいな。
ところで余興のためにいろいろな小道具を作り、
女装のためにドレスまで今回自力で作ってしまった。
俺って変なところにものすごく才能が有るんだなって思った。
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