ドーモドーモ、まだ新婚じゃないアウトですこんばんはー
かなり久々となりました。ゴタゴタしていたので。
夏くらいまでには入籍しそうな感じです。まだ相手の親御さんに反対されているので
あと2,3回は頭下げにいかないとなって状況ですが。
そんな俺の彼女はこれまで猫を飼ったことがない。
犬を飼ってる人とは接触があったことがあり、理解できるのだが、
猫は一切なかったらしい。母親が動物嫌いだったから。
で、やっと彼女が家にいる状態に慣れてきたうちの猫が、
俺の足にじゃれついて甘えてきたのを見て、彼女はすごく驚いたらしい。
彼女:「どうしたの!急に!!猫ってそういうことしないんじゃないの!?」
俺:「え、別に普通だけど。いつもこんなんだよ。君がいないときは。
君が部屋にいると緊張して甘えてこなかったけど、君に慣れてきたんだね」
彼女」「!!」
俺の友達にもやっぱり猫との接触が少なかったやつがいて、
そいつに「猫って飼ってもなつかないんでしょう」と言われてびっくりしたことがあるが、
彼女が「なついている猫」を見てびっくりしたことで何で猫を飼ったことがない人が
「猫はなつかない」と思っているのかわかった。
猫は猫を飼ったことのない人のそばでは人に懐いてる姿を見せないのだ。だいたいは。
すごくフレンドリーな猫以外は。うちのように、生まれたときから俺としか接触してないような猫は
特に何度も顔を合わせたことのある人にも警戒してどこかに隠れてしまう。
そういう状態の猫にしか会ったことがないから猫が懐かないと勘違いしているのだ!!
うーん、何歳になっても発見ってあるんだな!!
ここから映画の話。
「トランセンデンス」を見た。
ジョニー・デップ作品。はじめ、奥さんをスカーレット・ヨハンソンと勘違いした。
本当はレベッカ・ホールという女優さんだった。口元が似てるんだよ!
この作品、ものすごく酷評されて評価が悪い。
でも俺にはすごく悲しくて胸を打つ話だった。
「いつものAIの暴走映画」みたいな扱いになっているのがとても悲しい。
本当のところ、この映画のキモは「AIが暴走して人類を支配しようとする、それを阻止する人々と人類の愛」ということではないのだ。(とおもう)
この映画のキモは、「実際のところ、AIは最初から最後まで人類の支配なんて考えてなかった」
ということなのだ。勝手に邪推してリスクを妄想し、この世界をよりよく変えようという意志をもって
人間やこの地球全体のために知恵を絞ってがんばっていた、なんとかして好きな人の願いを叶え、
なんとかして好きな人の気持ちをなりふり構わず理解しようとした忠犬ハチ公のようなAIを
完全に破壊して勝った気になった話なのだ。
ちょっと説明が足りなかった部分はある。クライマックスのいつまでも嫁さんを治療しないシーンとか。はよ治せよ。
でもよくある「暴走するAIを止めるSFスリラー」ではない。
俺は結構前に「ハロウ・ストームの冒険 色烏飛行」という小説(すごくながい)を書いたことがあって、
その中でやっぱり自分の意識をコンピュータに丸写しして、さらにそれを息子のクローンに移植して、
さらにちょうどこのキャリー博士のようにいろいろな機器にシグナルを飛ばして動かす人を登場人物として出したので、
この話がより身につまされたのかもしれない。
とにかく、俺にとってはいい映画だった。
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